DAビューティーの開発及び発売元

店舗・屋号/柿本医療器

代表者/柿本 浩一 (かきもと こういち)

TEL/FAX/TEL:092-804-8711 / FAX:092-804-8720

営業日/月~金 9:00~17:00 (定休日:土・日・祝日)

事業内容/東洋医学関連の医療器具を販売


商品開発のきっかけと経緯

私が、鍼灸用機器販売を始めてから30年以上になります。おかげさまで多くの先生方との出会いもあり、深く感謝いたしております。お会いする事が出来た先生方のアドバイスや応援を頂けた事で、この商品が誕生したといっても過言ではありません。

ある日、鍼灸治療専門の雑誌を見ておりましたら、ダイオード治療の記事が出ているのを見つけました、ちょうど平成5年〜6年ごろだったでしょうか・・・

 

当時は、ダイオードの特製を活かした「整流ダイオード」やスイッチングダイオード」など痛みや凝りのある患部に直接張ったり、東洋医学の「経路の流れ」にわせてダイオードを貼付けるという方法がありました。「これはなかなか面白い治療方法だな」と思っていたのですが、鍼灸カタログをよく見てみるとダイオードを使った補助具そのものがなかったんですね。「これほどダイオード治療が注目され始めているのに、何故ダイオードを利用した補助具がないんだろう?

この時、私が注目したのはそれまでのダイオード治療の方法。ダイオードを鍼として使うわけではなく「貼付ける」といる治療方法は鍼が怖い患者さんたちにも安心な方法でもあっわけですね。よく似た治療方法として、針を刺さずに皮膚の上からツボを刺激する「小児針」という方法があります。小児鍼として良く知られている「てい鍼」ですね。この「針を刺さずに皮膚の上から治療する」という治療方法はダイオードと結びつくのではないか?応用ができないか?と考えたのが開発するきっかけでした。

例えば一般商品、ダイオードプレスレット・ネックレス・イヤリング・ピアス・ヘアバンド・指輪など色々思いつきました。

また、鍼灸用具では小児針・皮膚針・粒針・治療補助商品等々、ダイオードを使ったアイデアが次々に浮かんできました。

 

早速、電子部品店をかけまわり、ダイオードの専門書を読みあさりながら自分の思い描いている商品を作り始めました。

初期の試作品作りには、多くの人のご協力によって試作品が無事完成。最初に出来上がったものはまだまだ不格好な形でしたが、DAスティックの機能はこの段階でほぼ完成していました。

 

出来上がった試作品を持って先生たちにお願いして実際に使って頂き、その公開の使い勝手などをお伺いする日々。「これはなかなか面白い商品ができましたね!」と快く臨床をして頂きました。

元々、治療する為の補助道具として作った商品でしたから、体内の微弱の電流を整える効果は想定していたのですが、もうひとつ思いがけない機能をみつかりました。それが「刺激ポイントの検知」です。

先生方がDAスティックを患者さんにあてて使っていたところ、「先生、そこがチクッとしますね」とか「痛い」とか「変な感じがする」と患者さんからいわれたそうです。最初は、気のせいだろうと思っていたそうなのですが、何人もの患者さんに使っているうちに患者さんから同じ様に「そこだけチクッとする」とか「痛い」とか「変な感じがするが身体が軽くなった」という声が出たそうです。

よくよく調べてみるとその「チクッ」「痛い」とする場所がまさしく鍼を打つべきポイント「刺激ポイント」経穴だったそうです。 

こういった作用は、先生達が実際に使っている時に患者さん達から聞き、偶然みつかった機能でした。また「皮膚針」「小児針」の様に使う事で痒みにたいする治療にも有効であろうとのご意見もでています。

人間の体の生体内には1マイクロアンペアの微弱な電流が流れている事がしられています。これを調整するのがまさしくDAスティックの機能でありますが、この微弱の電流が体の一部、つまりツボに蓄電されているのではないかと考えられ、このツボにDAスティックを当てる事で、僅かなスパークが起こるのではないか?つまりそれこそが鍼を

打つべき「刺激ポイント」の経穴であると気づいたわけです。

 

あるとき、DAスティックをご利用頂いている先生のもとにアトピーで皮膚に痒みのある患者さんがいらした時、「痒みも体内の微弱電流の乱れで起こっているであろう」と考えられた先生は、その患者さんにDAスティックを使って痒い部分を軽くこすってみたそうです。不思議な事にその患者さんから「先生、痒みが収まったよ。かきむしる様な痒みがないんですよ。」との声

やはり凝りや痛みに対するダイオードの機能が痒みにも有効だったと考える事ができたそうです。この痒みに対する具体的な臨床データはまだ明確にでておりませんが、実際にこういったご意見も患者さんや先生方からお聞きいたしております。